楽天でルアーを探していたら神のスプーン「モアシルダ22g」の重量・サイズアップ版である32gが売っていたので、試しにポチッと購入。
モアシルダ22gはいつもルアーケースに入っている超一軍ルアーなんですが、「この32gはどうなんだろう?」ということで、試しにサーフで軽く投げ倒してきました。
そこで、この記事ではモアシルダ22gと32gの比較と、32gの使い心地でもインプレしてみたいと思います。
ルアーサイズは圧倒的に22g<32g
22gが全長75mmなのに対し、32gは87mm。1cm以上大きいです。
写真で見るとそうでも無いですが、実物を見るとかなり大きく感じます。アピール力は22gよりかなり高そうです。
飛距離は22g≧32g
まず気になるのは、その飛距離。
重量が32gもあるのでかっ飛びそうですが、そのサイズゆえ、空気抵抗で思いのほか飛びませんでした。
追い風時は、22gと遜色ない・・というか、22gより飛距離が出ます。
しかし、別のテスト釣行時、軽く横風が吹いていたのですが、風にも負けず22gはきれいな飛行姿勢で飛ぶのに対し、32gはふらふらっと姿勢が崩れる感じでした。
飛距離で言うと5~10mくらい違うかな?
飛距離が第一優先されるサーフの釣りにおいて、これはかなりのマイナス。急深なサーフならまだしも、遠浅なサーフだとポイントまで届きにくいかもしれません。
飛距離について一言で表すとすれば・・・
平均飛距離なら22g、Max飛距離なら32g
といったところでしょうか。
ルアーアクションは22gとほぼ同じ。ただし・・・
アクションは22g同様、弱々しくテールを振ったウォブリングアクション。22gよりも泳いでる感じがしっかり手元に伝わります。
ただ、22gと同じリトリーブスピード、ロッド角度で巻くと、ボトムを擦ってしまうので、気持ち早めのリトリーブをするか、又はロッドを立て気味にする必要あり。
また、リトリーブスピードが速すぎるとスプーンが暴れすぎるため、適切なリーリング速度を確認する必要があります。これ、結構シビアでした。こりゃ上級者向けですわ。
とはいえ、メタルジグよりずっとスローに巻けることには変わりありませんし、ロッドをしっかり立てれば、シャロー帯でも比較的ゆっくりとしたスピードでルアーを引けるでしょう。
初期で付いてるフックはクソ交換推奨
でかいフックが付いているが、全然シャープじゃないので交換推奨。
スプリットリングは、そのままでもまあ許容範囲内かな?(22gはスプリットリングがでか過ぎて動かなくなるので交換推奨)
■2019/5/12 更新
やっぱり、32gもスプリットリング変えたほうが良さそうです。22gモアシルダ同様、フックが変な形でロックされることがちょくちょくありました・・・。
【結論】モアシルダは22gが神だった
アクションやアピール力はいいですが、飛距離がちょっと残念なモアシルダ32g。
サーフの釣りメインのわたくしとしては、ちょっとイマイチな感じで御座いました。
「魚釣るまでインプレしないぞ!!」と、当初は意気込んでいたのですが、数キャストで心が折れましたよ・・・あははw
そんな訳で買うならモアシルダ22g一択。
ただし、売っていたらの話ですがね・・・。
モアシルダ32g買うなら、ギーガ33g買うほうがオススメ。
ほぼ同じサイズ、アクションであるにもかかわらず、細身であるゆえ、モアシルダ32gより風に強く、飛距離も飛びます。
また、カラーバリエーションも豊富で、見て惚れ惚れするルアーが多いのも特徴です。
個人的には、32gのモアシルダ買うなら、こっちのギーガ33g買うほうがずっとオススメです。
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