こんにちは。38の人(@38fishing)です。
皆さんナイロンラインは何を使ってますか?
安いボビン巻き?それとも100m1000円以上する高級ライン?
ライン選びってどれが良いのか迷いますよね~。
そんな時、ネットで色々検索すると思いますが、検索上位に表示されるのは釣り系キュレーションサイトの「おすすめナイロンライン〇選」みたいな記事ばかり。
どこもメジャーどころの高いラインを適当に紹介してるだけで、正直、実用性皆無です(苦笑)
なので、この記事ではナイロンラインの最適解をズバッと紹介しちゃいます。
ナイロンラインの最適解は「レグロン ワールドプレミアム」
まず、結論から言うとナイロンラインの最適解は「レグロン ワールドプレミアム」です。
こだわりが無ければナイロンラインはこれがベスト。
高強度・高品質かつ低価格なので、これを買っておけばまず間違いありません。
とはいえ、ちょっとだけ気になる点もあるので、このラインの良い点、注意点をそれぞれ紹介したいと思います。
「レグロン ワールドプレミアム」の良い点
「レグロン ワールドプレミアム」はボビン巻きのラインですが、他の格安ラインとは一線を画す品質。
下手すりゃ100m1000円以上するラインより性能が優れています。
一般的なナイロンラインよりかなり強度が高い
一般的なナイロンラインは1号4lb。
強度を謳っているライン、例えば「VARIVAS(バリバス) スーパートラウトアドバンス」でも1号5lbです。
そんな中、「レグロン ワールドプレミアム」は驚異の1号6lb。
他の号数についても同様に強く、一般的なラインと強度を比較すると下図の通りになります。
号数 | 一般的なナイロンラインの強度 (lb) |
レグロン ワールドプレミアムの強度 (lb) |
---|---|---|
0.6 | 2 | 3.5 |
0.8 | 3 | 5 |
1 | 4 | 6 |
1.2 | 5 | 7 |
1.5 | 6 | 9 |
2 | 8 | 11 |
2.5 | 10 | 13 |
3 | 12 | 16 |
3.5 | 14 | 18 |
4 | 16 | 20 |
5 | 20 | 25 |
6 | 25 | 30 |
7 | 30 | 33 |
8 | 35 | 38 |
10 | 40 | 50 |
一目瞭然ですが、一般的なラインより一回りは確実に強いです。
ライン強度が高いという事はそれだけラインを細くできるという事。キャスト時の飛距離向上や仕掛けの動きがより自然になるといった利点があります。
滑りがかなり良く、しなやか
超耐摩耗の特殊樹脂処理を施しているので、ラインのガイド滑りは非常に滑らか。
さらに、しなやかでクセも付きにくいので、ちょっとヨレたら手で軽く伸ばせば直ぐに元通り。
使ってみれば素人でも低価格ラインとの違いがすぐに分かります。
長寿命
ナイロンラインは吸水したり紫外線に弱い関係上、劣化が早いのですが、「レグロン ワールドプレミアム」は特殊樹脂処理のおかげかナイロンにしては寿命が長いです。
耐摩耗性も申し分なし。
安いラインだと1回の釣行で目でも分かるくらい劣化しますが、「レグロン ワールドプレミアム」は2、3回の釣行では劣化をほとんど感じません。
劣化が遅いという事は、つまりライン交換の頻度が少なく済むという事。
その分、ライン代が浮くし、面倒なライン交換作業の時間も減らせるので、良い事尽くめな訳です。
ハラショー!!
安い(コスパに優れている)
実売価格は600m巻きで2000円前後。
ボビン巻きのラインとしてはかなり高いですが、高強度・高品質・長寿命と一般的なボビン巻きラインとは一線を画しており、性能的には100m1000円を超えるラインと遜色ありません。(強度とかはむしろ優れてます)
そんなラインが100m300円ちょい。破格ですわ。
使いにくい低品質なラインを頻繁に交換するか?安くて高品質なラインを長く使うか?
どちらが賢い選択か・・・考えなくても分かりますよね?
「レグロン ワールドプレミアム」の残念な点
そんな素晴らしい「レグロン ワールドプレミアム」ですが、少しだけ残念な点もあります。
取り扱っている店が絶望的に少ない
少なくとも私が住んでる地域の釣具店ではまず見かけません。
オンラインショップも比較的在庫が安定してるのはナチュラムくらい。
入手性は悪いです。
カラーラインナップはパステルグリーンの1色のみ
ラインのカラーは可視性の高いパステルグリーン1色のみ。
私は、ラインとルアー(仕掛け)の関連性を魚が認識しているとは思っていないので、見やすければ何色でも良いという考え。(マグロ漁師さんなんか、ものすごく太いライン使ってますし)
むしろこの可視性は有難いくらいなのですが、人はよっては気になるかも。
初心者っぽい色って言うんですかね?
ベイトリールに巻くと正直ダサいですし(笑)
そういう意味では、見た目やラインカラーにこだわりがある人には向かないです。
「レグロン ワールドプレミアム」まとめ。ボビン巻きの概念を覆すというメーカの謳い文句は伊達じゃない
強度が有り、滑りも良い、さらに可視性も良く、安い。
- ラインの号数を落とすことができ、滑りも良いから飛距離が伸びる
- 可視性がいいからナイトゲームでも見やすく、管釣りのようなラインに出る繊細なアタリも取りやすい
- 長く使えるから安いラインを頻繁に交換するより安上がり
まさに理想的。
見た目を気にしなければバス釣りでも使い易いと思います。
なお、私は管釣り用に0.6号と1号(対大物用)、投げ釣り用に3号を使用中です。
ここに至るまでに、安いボビン巻きからそこそこ値の張るラインまで試してみましたが、今では完全に「レグロン ワールドプレミアム」一択。
ナイロンはこれだけで良いです。