ケースに入れているルアーを取り出すとき、よくこんな風になりませんか?
ルアーをガチャガチャしてすぐ外れるならまだ良いですが、複雑にフック同士が絡みあっているとアウト。強引にフックを外そうとして手に刺さったり、ルアーをぶちまけたりして急激にイライラポイントが溜まります。
しかも、これが地合の時に起きちゃったりすると・・・
キレてルアーケースごと海にブン投げたくなります(#`Д´)
以前使っていたルアーケースはこのフック絡みが多発し、精神衛生上、非常に良くありませんでした。
そこで、ルアーケースを再考し、ここ数年はメイホウの「リバーシブル」をずっと使い続けています。
良い感じに年季が入ってますw
このメイホウ「リバーシブル」、個人的にかなりのヒットアイテムでしたので、今回はこのケースを使い続けて感じたメリットや、購入するにあたり注意したい点を紹介したいと思います。
メイホウのルアーケース「リバーシブル」はフック同士がゼッタイ絡まない!!
タイトルにもあるとおり、一番のメリットがコレ。
このルアーケースの特徴はなんといってもルアー1個ごとパーティションで区切られている点。
パーティションで区切られているケースは他にもたくさんありますが、ルアー1個ごと区切られているものは、私が知る限りこのメイホウのリバーシブルシリーズだけ。
物理的にルアー同士が接触しない構造になっていますので、ルアー同士のフック絡みから完全に開放され、明らかにルアー交換時の作業効率が上がりました。
イライラフリーです。
もう、この時点で幸せ・・・(恍惚)
ケースにルアーを入れたまま塩抜きができる!!
さらに、メンテナンス性も上々。
ケース自体にいくつか水抜きダクトが付いているので、ケースにルアーを入れたままジャブジャブ水洗いし、フタを閉めた状態で水切り・乾燥させるだけで塩抜き完了となります。わざわざケースからルアーを出す必要がありません。
私の場合、車にウォータータンクを積んでいるので、釣行後、すぐにケースごと洗って塩抜きしています。
でも、気にる点も・・・
一見完璧に見えるケースですが、気になる点も何点か有ります。
個人的には十分な収納力。でも、人によっては・・・
このケース、名前の通りリバーシブル構造となっており、両面にルアーを格納することができます。そのため、リバーシブル145であれば、13cm未満のミノーなら10個。体積の小さいバイブレーションやジグなんかは、一列に2~3個入りますので、少なくとも10個以上のルアーを収納できます。
同サイズのケースに比べると当然、収納力は落ちますが、メタル系ルアーやソフトルアーをメインとするわたくし個人としては、ミノー類は5個も持っていければ十分なので、収納力で困ることはありませんでした。
しかし、このあたりは人によってはモノ足りなさを感じるかもしれません・・・。
収納できるルアーのサイズに注意
ケース名に「100」「145」などと書いてありますが、実際そのサイズのルアーは入りません。
メーカの商品詳細ページにも記載してありますたが、たとえば「145」だと13cmがギリギリ入るサイズと思ったほうがいいです。
手持ちのルアーだと、シマノのサイレンとアサシン129F/129Sでピッタリといった感じ。
あと、ファット過ぎる or 体高が高すぎるルアーもアウトです。
ただし、この点に関しては干渉する部分をカットし、長いルアーも収納できるよう改造する猛者もいらっしゃいます。(こちらの記事で改造方法を紹介しております。)
「リーバシブル145」の場合、中途半端に大きいからベストのポケットに入らないケースも・・・
ケースの寸法が206×170×42mmと中途半端に大きいという点も意外とデメリットだったりします。
場合によってはベストのポケットに入らないので、購入する際は事前にのサイズを測っておくことをオススメします。
私の場合、ベストを買い換える際は必ずお店でこのケースが入るか実際に出し入れして確認しています。(周りから見れば、挙動のおかしい人ですがw)
賛否が分かれるアイテムかもしれない・・・。けど、私はそんな「リーバシブル」が大好きです。
メリット・デメリットがハッキリしているケースのため、賛否両論分かれるアイテムかもしれません。
ですが、私個人としては、ここ数年で購入した小物類のなかでは、かなり満足度が高いアイテムのひとつ。
というのも、メリットがでかすぎる上、デメリットが自分の場合はどれも当てはまらないから。
ルアーケースに求めるニーズは人それぞれなので、何とも言えませんが、フック絡みがとにかく嫌な人は一考の余地ありです。
【朗報】アイテム刷新で130mmクラスのミノーが入るようになったみたい。
なにやら、最近リバーシブルにテコ入れがあったようで、「リバーシブル140」というアイテムが新たに登場。
- http://meihokagaku.co.jp/?p=6877 (商品詳細ページ)
しかも、外寸205×145×40mmと旧モデルの206×170×42mmより一回り小さくなったにもかかわらず、フタの開閉位置の変更で内寸が140mmに広がったみたい。
これなら130mm以上のミノーも入るし、メインポケットに入らないということも無くなるので、上記で上げたデメリット2つが消えた。
なにこれ・・・完璧ですやん!?