現在、ルナミスに12エクスセンスCI4+をセットしているんですが、ゴリシャリが酷く流石にガタがきてるな~といったところ。
デザインもカッコ良く愛着が沸いているので、オーバーホールに出してもいいのですが、実売2万5千円のリールに1万近く出すのもちょっと勿体無い。
そんなある日、とあるリールが目に付いてからリールの購入を迷っています。
Okuma ヘリオスSX
(HSX-40S High Speed, 165yds-12LB) – OKUMA Helios Lightweight Spinning Reel
ヘリオスの新型。といっても、おそらく17年発売のアイテム。
その数々の機構は、日本のリールとはまた違った方向に進化している印象があります。
その機構の一部や旧ヘリオスとの違いなどを抜粋してみます。
Centrifugal Disc Bail (CDB)
オクマ独特の機構。
ベールにカウンターウェイトを仕込み、効率よく遠心力によるブレを打ち消す機構。
これにより、特にハイスピードリトリーブ時に安定したリーリングフィールが体感できる模様。
Torsion Control Armor (TCA)
これもオクマ独特の機構。
カーボンのアーマーがボディを抱え込む形となっており、金属を使わず高剛性を実現。
旧ヘリオスはねじれに対してめっぽう弱く、大物とのファイトに不安がありましたが、新型ヘリオスはそういった不安要素は無さそうです。
8HPB + 1RB
耐食のベアリングを9つ(8HPB + 1RB)も搭載しています。
これは、19ストラディックの6+1より多く、エクスセンスCI4+やツイパクラス並みのベアリングの多さです。
おそらくリーリングのスムースさは間違いないでしょう。
重量は旧ヘリオスより重い
旧ヘリオスの4000番ハイスピードモデルが235gなのに対し、ヘリオスSXは260g。
軽さを信条としていた、旧ヘリオスとは方向性が違うのか、重量はアップしています。
といっても、軽量な部類なのは変わりなし。(19ストラディックはHAGANEボディのため280g)
やはりカーボン製ボディというのは軽量化に貢献しているようです。
独特のデザイン
TCAでボディを包んでいる構造のため、他のリールとはちょっと違った見た目となっています。
旧ヘリオスも独特なデザインで良かったですが、個人的にはこのSXの見た目はかなり好み。
このなんとも言えないメカニカルな感じが良いですね。
実売約18000円
リールのスペックだけを見ると、シマノのエクスセンスCI4+が対抗馬かなぁと言う印象。(細かいところを比べるとレベルが違うと思いますが)
そんなエクスセンスCI4+の実売が約27000円なのに対し、ヘリオスSXの4000番のハイギアモデルで約18000円。
1万近く価格は安いです。
ただ、Amazon.com(米国)の価格を見てみると約100ドルとかなり安価・・・。
下位モデルのInspire(インスパイラ)が、アメリカで70~80ドル、日本で7500~8000円で販売されているのを考えると割高感が否めない。
やはり、エイテックがまだ正規で取り扱っていないからか?
人と違ったリールを使いたい欲求があるけど・・・
一時期オクマの旧ヘリオスをメインで使っている時点で自覚していましたが、自分、人と同じもの使うってイヤなんですよねぇ(笑)
なので、ヘリオスSXにはかなり惹かれるんですが、いかんせん17年発売と少々古い。
あと、なぜかエイテックが正規で取り扱っていないせいか割高だし。
しかも、あの各所で話題の19ストラディックの発売も控えているので、どうしようかと悩んでおります(笑)
とりあえず、この件は保留にして19ストラ発売されたら改めて考えますかねぇ。
(HSX-40S High Speed, 165yds-12LB) – OKUMA Helios Lightweight Spinning Reel