【実釣インプレ】リバティクラブ ショートスイング 15-300

ロッド

さて、アナゴ用に購入した「リバティクラブ ショートスイング 15-300」ですが、何度かアナゴ釣りで使用してみましたので、実釣インプレでもしようかと思います。

実際使ってみると、最初の印象と大分違う部分がありました。

なので、今回はその辺を中心に書こうと思います。

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実釣結果・・・思った以上にペナンペナンだった

まず、結論から。

使った第一印象は、予想以上に柔らかい竿でした。

ベニャンベニャンとしたコシのない竿とまでは行きませんが、程よいコシと柔らかさを兼ね備えている。部屋で触った限りそんな印象を受けました。

以前投稿した記事で程よいコシがあると書きましたが、実釣ではコシなんて感じませんでした(笑)

適当なこと書いてすいませんwww

いや、さすがカーボン含有率30%。

コシの無さは伊達ではない。予想のはるか上を行きました。

それを踏まえた上で良い点、残念な点を挙げたいと思います。

リバティクラブショートスイングの良かった点

魚のアタリは逃しません!!


ペナンペナンな竿なので、小さなアタリも逃さず竿先に出ます。

これは、以前所有していたアナゴ爆釣竿と同じ。

アナゴ独特の小さなクンクンとした捕食にも十分すぎるくらい対応できます。

アナゴの場合、60cm以上でもほとんど当たりが出ない・・・なんて事もしばしばなので、これには大助かり。

予想以上なので合格。

ハナマルあげちゃいます♪

魚のアタリを弾かず、食い込みが良い!!

竿先が魚に追従するので、魚に違和感を与えません。

事実、以前使っていた固い竿ではアタリを弾いて、その後エサを食べないということがしばしばありましたが、リバティクラブに関しては、一度当たりが出てからも、ずっと当たりが出続けて捕食を続けているのを実感しました。

食い込みはかなり良いです。

コンパクトは正義!!

仕舞寸が71cmと超コンパクトなので、軽自動車でも横置きできます。

これでかなりの省スペース化を図れました。

リバティクラブショートスイングの残念な点

風に弱い

非常に穂先が柔らかいので、強風が吹くと竿先がなびき、途端にアタリが取れなくなります。

繊細なアナゴに関してはこれは致命的。強風時は全く釣りにならなくなります。

しかし、こればかりは穂先が柔らかい竿の宿命。

残念ですが、受け入れるしかありません。

向こうアワセは難しい

これも穂先が柔らかい竿の宿命。

ハリのある竿なら、魚が針に触れた瞬間、向こうアワセ的な感じで魚が乗りますが、この竿はハリが無いのでこちらからしっかりアワセを入れないと、魚が乗りません。

放っておくと、完全に針を飲まれるか、エサだけ取られます。

まぁ、これに関しては、メリットで挙げた当たりの取り易さ、食い込みの良さでカバー出来るといった所でしょうか。

飛距離は出ない

チョイ投げ用の竿なので当たり前ですが、コシの無さが災いして予想以上に飛びませんでした。

まぁ、アナゴの射程圏内に届いたので、何の問題もないのですが、ちょっと残念。

本心を言うと、もうちょっと飛んで欲しかった・・・。

大物とのファイトは不安が・・・

60cmクラスのアナゴならぶっこ抜くことが出来ましたが、メータ近いアナコンダクラスとなるとファイト & ランディングに苦労しそうです。ファイトはその分、楽しいと思いますが、そのサイズをぶっこ抜くのはちょっと怖いですね。竿が折れないか。

あと、良型のアブラメやソイみたいなトルクの有る魚はダメ。

実際、良いサイズのアブラメ or ソイを掛けたのですが、全く勝負にならずオモリがスタック。泣く泣く仕掛けを切る羽目になりました。(魚には可哀想なことをした・・・)

逆にあまり引かないドンコとかなら35cmオーバーでも楽勝です。

標準錘負荷より軽めが投げやすい

今回購入したのが標準錘負荷15号ですが、正直、投げてて若干の不安を感じました。

そこで、試しに12号にオモリのサイズを下げたら、投げやすさが格段にアップ。

投げるなら標準錘負荷よりちょっと下のオモリを使用したほうがいいでしょう。

一応20号まで対応とありますが、投げないほうが良さげ。

リールシートがしょぼすぎる

大物が掛かると、リールシートに負荷が掛かります。

しかし、このリバティクラブショートスイング、リールシート周りがしょぼ過ぎて大物が掛かるとギシギシいいます。

使っていてちょっと・・・いや、大分不安になりました。

残念ですが、値段なりの品質といったところでしょう。

【結論】条件が合うと対アナゴ最終兵器に!!

ということで良い点、残念な点を挙げてみましたが・・・

あれ?なんかダメな点ばかりになちゃったぞ(笑)

そんなはず無い。

ちょっと、整理しますね。

  • 風に弱い
  • 向こうアワセが難しい
  • 飛距離が出ない
  • 大物とのファイトはキツイ

これに関しては、コシのない竿の宿命。リバティクラブだけがダメなわけではありません。許してあげてください。

  • 標準錘負荷がきつい(個人的に)

これは、あくまで個人的な感想だし、別にそれほど残念でもないので無視w

ですが、

  • リールシート周りがしょぼい

これは、完璧にリバティクラブのダメな点。要改善ですよ、Dさん。

そんな話はさておき、

この竿を使う使う場面・場所

使っていて強く感じたのですが、この竿を使うとしたら、下記2点の条件を満たす必要があります。

  • 風が弱い(風が強いとアタリが取れないため)
  • 潮がそれほど早くない(標準錘負荷が軽いので、潮が早いと仕掛けが流されるため)

上記条件を満たさない場合は、普通の投げ竿(プライムサーフとか)を使ったほうがいいかな? 多分、釣りにならないと思うし。

ただ、上記条件を満たしたときはマジ最強。

なんか条件を満たせば最強とかバトル漫画にあるよくある設定ですが、これ本当。

アタリの取り易さ」「食い込みの良さ」というこの竿の持つメリットがアナゴ釣りに特化しているので、対アナゴの最終兵器となりえますw

・・・

万人にオススメできる竿ではありませんが、アナゴを陸っぱりから専門に狙っている方にはオススメしたい。

リバティクラブショートスイングはそういう竿です。

以上、実釣インプレでした。

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