海サクラをはじめ、いくつもの魚を掛けてきたギーガ88。
今回はそんなギーガ88 23g/33gのインプレでもしてみようと思います。
33gは飛距離バツグン!!
ギーガ88は18g、23g、33gの3ラインナップがありますが、私がメインで使用しているのは33g。
というのも、飛距離が全然違うから。
33gはスリムで重量があるので、多少の向かい風にも負けずにかっ飛びます。
流石にメタルジグやメタルジグ並みに飛ぶぶっ飛び君みたいなヘビーシンキングペンシルにはさすがに敵いませんが、かなり良い線いってます。
ミノーなんか敵じゃありません。
対照的に、23gは風に弱く、軽いスプーンに良くあるフラフラっとした飛行になることが多いです。
無風時や追い風のときは、それなりに飛ぶんですが・・・。
あ、「23gって重いじゃん!?」と思うかもしれませんが、ルアーサイズが大きいので相対的に見ると軽いです。
18gは持っていないので分かりませんが、23gでこれだから言わずもがな。
優秀なアクション
そのアクションは神のスプーン モアシルダ22gそっくり。
アイを支点としたフラフラとしたウォブリングアクションが特徴です。
アクションとしては、弱々しいアクションを利点とするシンペンと、フラッシングによる集魚効果を利とするスプーンの良いとこ取りみたいな感じです。
これは23g、33g共に共通。
う~ん、すばらしい^^
サイズ故のバツグンのアピール力
左側がモアシルダ22g、真ん中がギーガ88 23g/33g、右側がモアシルダ32g。
こうして見てみるとモアシルダ22gとはルアーサイズが一回り違いますね。どちらかというとモアシルダ32g寄り。
やはりこれだけサイズが大きいと、フラッシング等による周囲へのアピール力もかなり違います。
実際、モアシルダ22gを通した後に、ギーガを通したらヒットしたということもありましたから。(単にレンジやベイトサイズなど違う要素が有ったのかもしれませんが・・・。)
塗装は弱いかも
一回の釣行で塗装がボロボロに剥がれるなんてこともしばしば。
美しいルアーだけにそれだけが残念。
だけど、塗装が多少剥がれたところで釣果にはそれほど影響がないのでご安心を。
基本的な使い方
私の場合、下記2つの使い方をしています。
あと、シーズンによってアシストフックの有無も変わってきます。
タダ巻き
ルアーがアクションする速度(ゆっくり)でリーリングするだけ。
あまり早く巻きすぎるとアクションが破綻するので、そこだけ注意。
泳がすレンジはロッドの角度で調整するイメージで。
ストップアンドゴー
イメージとしてはリフトアンドフォールに近いストップアンドゴー。
ちょっとロッドを立て気味して、ゆっくり5~10回巻いたら止める。これを繰り返すだけ。
スプーンの場合、フォールアクションも食いの要素になるので、ストップが長めでもOK。
良い例がギーガ紹介動画の7:30頃のヒットシーン、アクションを止めカメラマンに何か合図を出そうとしたところでヒットしています。
いかにフォールが有効かわかりますね。
ヒラメ・青物狙いならアシストフックも
腹側にバイトしてくるヒラメや頭から丸呑みする青物に対してはアシストフックも有効。
海マスシーズンはアシストフックなし、それ以外はアシストフック有りという風にするのがフッキング率的にいいと思われ。
【総評】ギーガ88 33gは神スプーン認定!!
ダイワ チヌーク、モアシルダ32gなど数々のスプーンを試してきましたが、圧倒的に釣れてるのがモアシルダ22gとギーガ88 33g。
投げてゆっくり巻くだけで釣れるなんて・・・すばらしい。
ギーガ23gは飛距離が心もとないので出番が少ないですが、まあ使えば間違いなく釣れるでしょう。
ことギーガ88 33gに関しては、ここ最近、モアシルダ22gより先に手が出るスプーンになりつつあります。
という訳でギーガ88 33g 、ここに神スプーン認定証を贈呈します!!