私は釣行記を書く際、場所の特定に至る情報は極力晒さないよう配慮しています。
場所を書く時は〇〇方面とか××近郊みたいなフワッとした書き方をしますし、写真についても背景やトレードマーク的なものは可能な限り映らないようにしています。(だから、いつも代わり映えのしない砂浜の写真ばかりなんですよね(苦笑))
その根底には2つの理由があります。
これはYoutube、SNS、ブログで情報発信をする上で非常に大切なことなので、自分への戒めを込めて書いておきます。
僕が釣り場を晒さない2つのワケ
荒れる(釣り場が)
釣り場が晒されれば、釣り場は荒れます。
というか死にます。
なんで釣り場が死ぬのか理解できない人は、ぼらお先生が昔に書かれた記事を読んでください。
長く釣りをしてきた方なら、
という「釣り場の死」を何度も経験しているのではないでしょうか?
残念ですが、私たち釣り人の民度なんて撮り鉄みたいに下から数えた方が早いレベル。
釣り場なんてあっけなく死にます。
荒れる(SNSとかコメント欄が)
釣り場を晒すという行為はかねてから議論の対象となっており、しばし肯定派と否定派が火花を散らしながら罵詈雑言白熱した討論をしあっています。
大抵の場合、
Youtube、ブログ、SNSで釣り場を晒す
↓
否定派が苦言
↓
肯定派(投稿者)が反論
↓
泥沼化
という感じでほぼテンプレ化。
そういう場面、腐るほど見てきました。
中には何度もクレームを受けてるにもかかわらず、場所を晒し続けている人も。
学んでないのか、それとも確固たる意志があるのか・・・
え?炎上で儲ける戦略?
釣り場が死んでこっちまで被害を受けるからマジで止めてください。
メリット・デメリット考えれば、釣り場を晒すのはNG
釣り場を晒せば
- 人が増える
- ゴミが増える
- 魚種によっては個体数が減る
- 批判される
- 最悪、釣り場が死ぬ
だけでデメリットばかり。
良い事なんて
情弱釣り場を知らない人から感謝される- 承認欲求が満たされる
- 炎上して注目される(少しだけ再生数稼げる)
みたいな自己満レベルのメリットしか思いつきません。
肯定派、否定派それぞれ主義・主張ありますし、それに対して思う所(ツッコみたい点)もありますが、単純にメリット・デメリットだけで考えれば、釣り場を晒すという行為は
圧倒的ナシッッ!!
というのが今の考えです。
価値観が根底から覆されるような理屈・理論が出ない限り、多分その考えは変わらないと思います。