1個30円!?ヒラメ用のジグヘッド アシストフックワイヤーを自作

自作・カスタマイズ

最近のジグヘッドはアシストフックが付けられるよう、下側にもアイが付いていることが多くなってきました。

また、それに合わせアシストフック用のシャフト等も販売されています。

こうしたアイテムを上手く活用することでヒラメ特有の下からのバイトをしっかり掛け、キャッチ率のアップにつながります。

ただ、これらの既製品は

  • 長さ調整が出来ない
  • 商品によってはフックを交換できない
  • 中途半端に高い

といった欠点も・・・。

世の中には腐るほどワームがあり、ワームによってベストなアシストフックの位置は当然異なります。

また、フックが交換できない商品は基本、使い捨て。もったいないと思いませんか?

 

要は市販のアイテムって使い勝手がイマイチなんですよね~。

 

そんな訳で・・・

 

1個あたりの単価30円以下!!
り方もメチャクチャ簡単なアシストフックワイヤーの作り方を紹介しちゃいます!!

スポンサーリンク

ヒラメ用アシストフックワイヤー自作に必要な材料、工具

まず、必要な材料、工具は以下の通り。

  • ステンレスワイヤー φ0.4mm(ホームセンターでメーター120円程度で売っています)
  • 釣具店で売っているスリーブ1.8号(内径1.2mm)
  • ペンチ(圧着工具が理想的ですが、普通のペンチでも大丈夫です。)
  • 金切バサミ または ニッパー

スリーブについては、これより内径の小さい1.3号(内径0.9mm)でも試しましたが、ワイヤーを通すのが非常に困難だったため、余裕のある1.8号(内径1.2mm)を使用しています。

あと、今回はISHINADA製のスリーブを使用しましたが、他メーカのものでも内径が合えば問題ないと思います。

ちなみに、今回使用したハサミは魚を締めるために使用しているものだったりします(笑)

切れ味がすごいので、固い中骨なんかも軽い力で簡単に切れるんですよね~。ほんと便利です! (Amazonのレビューでも、同じ用途で使用している方がいて安心しましたw)

アシストフックワイヤーの作成手順

さて、次は肝心な作り方。

といっても、「説明いらないんじゃないか?」というくらい簡単です。

作り方

①スリーブにワイヤーを通し輪(アイ)を作る

②輪の大きさを調整して、ベンチまたは圧着工具でスリーブをかしめ、余ったワイヤーをカット

輪は大きすぎるとちょっと不格好なので小さめがオススメです。


③作りたいの長さ+2~3cmの長さでワイヤーをカット

もう片方も輪を作るため、+2~3cmほど長さに余分を持たせてカットします。

④長さを調整しながら、手順①、②と同じ要領でもう片方もスリーブで圧着する

完成!!

たったこれだけです。

あとは両端の輪にスプリットリングを付けて、片方にフックを。

そして、もう片方をジグヘッドに取り付けて、ワームにフックを固定すればセッティングもバッチリ!

既製品だとフックが交換できないタイプもあるのですが、これはスプリットリングでフックをつないでいるので、交換も簡単!

手元にあるジグとワームで何パターンか試してみたのですが、

  • ファイアヘッド+フラッグシャッド5インチ ⇒ 2.5cm~3cm
  • レンジスイマータイプリバーシブル+パワーシャッド5インチ ⇒ 4~5cm
  • レンジスイマータイプリバーシブル+パワーシャッド4インチ ⇒ 4cm

というワイヤー長が良さげでした。この辺は組み合わせ次第ですね。

3cm~5cm位のアシストフックワイヤーをそれぞれ何個か作っておけば、大体のワーム、ジグヘッドに対応できると思います。

最後に

いかがでしたでしょうか?

この自作アシストワイヤーの最大の強みは、なんといっても単価の安さ。

一個あたりの原価をざっくり計算したところ、

ワイヤー10cm 約12円、スリーブ2個 約15円という感じで合計30円以内に収まっちゃいます! 

2、3分で簡単に作れて、しかもこれだけ安いとなると・・・既製品を買うのがアホらしくなります。いや、マジで。

また、ワームの形状やサイズ、ジグヘッドのアイの位置によって、ベストなセッティングが変わってくるので、そのあたりの細かい調整が効くのも強みですね。

ヒラメ・マゴチはもちろん、北東北では釣れない太刀魚のワインドゲームなんかにも有効かと。

釣りに行けない日の内職としてもオススメ。是非、お試しください!!

どうしても面倒なら市販品を

おすすめはしませんが・・・( ̄o ̄;)ボソッ

 

【関連記事】その他、ヒラメ用おすすめ仕掛け

ヒラメが簡単に釣れるオススメ仕掛け(ダウンショットリグ)
ここ数年、ショア(陸っぱり)からのヒラメゲームが人気だ。 各メーカもこの動向に乗り、さまざまなルアーを発売している。 だが、しか~し! これらルアーはどれも高い・・・ッ!! メタルジグ1個で1000円超とかもうやってられません。 しかも、シ...
タイトルとURLをコピーしました