「スプーン大好きおじさん」を自称する@38fishing。
そんな私が神として崇めているスプーンが存在します。
それが「モアシルダ 22g」
当ブログでも度々登場していますね。
フォルム、飛距離、アクションの全てが高次元でまとまっている神スプーンですが、4~5年ほど前から市場への流通がストップ。
今では入手困難な幻のスプーンとなりました。(ラパラジャパン何やってんだよ・・・)
しかし、モアシルダ信者の私としては、他のアングラーの皆さんに少しでもその良さを知ってもらおうと、定期的に類似商品をリサーチ、紹介していました。
いわゆる布教活動ってやつ。
Yapada(ヤパダ?)の謎スプーンやアイビーラインのギーガ88がそれにあたります。
そしてつい最近、ようやくお眼鏡にかなうアイテムがまた見つかりました。
GOD HANDS「RAiGA AZERION(ライガ アゼリオン)」
今回紹介したいのが、「GOD HANDS(ゴッドハンズ)」という中二病香るメーカーから出している「RAiGA AZERION(ライガ アゼリオン)」というスプーン。
「RAiGA Two Arrows」というシリーズのヘビーウェイト版です。
同社の商品ラインナップは、ネイティブ、エリアトラウト向けのスプーンがメインで種類もかなり豊富。なんだか見たような気がする商品もあるので、私が知らないだけでその方面では結構有名なメーカかもしれません。
サイトデザインは少々残念ですが、その怪しさが逆に香ばしいですな。
ちなみに、スプーンの裏側は四角い模様が刻印されています。フラッシング効果がありそうですね。
「モアシルダ」と「ライガ アゼリオン」の比較
今回はサーフでの海アメ、海サクラや青物狙いで一番使いやすいであろうモアシルダ 22gとライガ アゼリオン 24gの比較をしてみます。
形状はともに細身
上がライガ アゼリオン、下がモアシルダ。
形状はモアシルダ同様、細身のシルエット。
ただ、若干ライガ アゼリオンの方が若干スマートな印象を受けます。
サイズはライガ アゼリオンが少しだけ大きい
全長はモアシルダ 22gが75mmなのに対し、ライガ アゼリオン24gは78mm。
少しだけ後者の方が長いです。
ウェイトもライガ アゼリオンの方が重い
サイズが少しだけ大きい分、ウェイトも2g重い24g。
一回り大きいシルエットが大きなアイビーラインのギーガ88 23gよりも重いので、飛距離も期待できます。
ライガ アゼリオンには、さらに重い30gというウェイトもありますが、サーフのような浅いフィールドで使うなら24gの方が使いやすそう。
アクションはおそらく対照的
側面から見ると、上のモアシルダより下のライガ アゼリオンのカーブはかなり緩いです。
テールのカーブの形状はスプーンのアクションを決める重要な要素。
一般的にテール側のカーブが大きいと、ウォブリング主体のアクションになり、逆にカーブが小さいとローリング主体のアクションとなります。
モアシルダはテールを弱った小魚をイミテートしたウォブリングが特徴ですが、ライガ アゼリオンはローリング主体っぽい。
パッケージにもロールダート系ジグスプーンと記載があるので、アクションの質はモアシルダと少し違うかもしれません。
ライガ アゼリオンの使い方
公式ページにてライトウェイト版の「RAiGA Two Arrows」の使い方が画像紹介されているので、その通り使うのが良いと思います。
ライガ アゼリオンはモアシルダ同様、サーフで使いやすいそうなスプーン
ざっと比べてみた感じ、シルエットは似てるけど、モアシルダとはちょっとコンセプトが違う印象を受けました。
主にアクション面で。
とはいえ、モアシルダ譲りの細身なシルエットとしっかりしたウェイトがあるので、間違いなく飛距離面は問題なし。
ウォブリング主体のモアシルダとはアクションが違うかもしれませんが、まぁ普通に釣れると思います。
「スプーン大好きおじさん」の儂が確信したから間違いないですわ。
懸念事項は価格面と供給面。
私の場合は、たまたま400円で投げ売りしてるのを即バイト出来たのですが、通常の実売価格は800円前後とスプーンにしては少しお高め。まぁ、たかがジグに1000円以上の価格をつけて売ってる中堅~大手メーカーに比べればまだ良心的ですが。
供給面もAmazon、楽天共に在庫切れが多数でちょっと心もとないです。
とはいえ、かなり良さそうなスプーンなので、これから来る海アメ、海サクラシーズン、さらにその後の青物シーズンに備え一本いかがでしょうか?
このスプーンもオススメですぞ!!
最近はモアシルダ22gより使用頻度が高いかも。